できないのは当たり前
できないと悩んだら
看護師として働きはじめると、自分の能力の無さや不甲斐なさに落ち込んでしまうこともあるかもしれません。でも、上手くいかないのは当たり前のこと。憧れるあの先輩ナースだって一年目は同じスタートラインだったはずです。「できない」と悩んだ時の対処法を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
必ず一度は辞めたいと思う
新人のうちはなかなか仕事がはかどらず、看護師を辞めたいと思ってしまうことがあります。でも、実は看護師を辞めたいと思ってしまうことが問題なのではなく、辞めたいと思った自分を嘆いてしまうのが一番の問題なんです。
辞めたいと考えてしまうのは当然のこと、働いていると誰しもが辞めたいと感じるほど辛い瞬間があるんです。でもその辛くて辞めたいと思う瞬間がいつまでも続いていくわけではありません。必ず終わりが来るんです。辞めたいと思った自分を嘆く必要はまったくありませんよ。
教えてあげたくなる人物を目指す
新人看護師が最初に目指すべきは仕事がテキパキできて、なんでもこなせる看護師でしょうか?いいえ、違います。
新人看護師がまず目指すべきは先輩看護師たちから教えてあげたいと思われる人になることです。しっかりと仕事ができるように指導してもらう環境を十分に整えてから、テキパキと何でもこなせる看護師を目指して徐々にステップアップしていきましょう。
では教えてあげたいと思われる人になるためにはどうすればいいのでしょうか?
それは、「上司と先輩のアドバイスを素直に受け止めること」「素直に受け止めたことをすぐに行動に移すこと」「行動した結果どうだったのかを報告すること」です。この3つがしっかりとできれば、素直にアドバイスを実行して行動する、意欲がある新人だと思ってもらえるはずです。先輩としてもやる気がない人よりも意欲のある人の方が指導のしがいがあるため、より積極的に指導してくれます。
患者さんからの「ありがとう」を大切に
まだ一年目だから仕事ができないのは当然です。しかし時間は何もしなくても流れていくもので、三年目となってくると当然とはなりません。つまり「仕事ができなくても当然」には期限がある、ということです。だからこそ、一年目はできなくてもいいからしっかり学ぶことが大切になるんです。
そんな学ぶ意欲を育む原動力となるのが、患者さんからの「ありがとう」という言葉。患者さんの役に立ちたいという思いから看護師を目指したことを思い出し、毎日一生懸命頑張っていきましょう!
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