看護師一年目の壁「プレッシャー」

がんばれ!看護師一年生

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CASE2:仕事に対するプレッシャー

CASE2:仕事に対するプレッシャー

プレッシャーから自己嫌悪

看護師一年目の新人看護師からすれば、現場の仕事はまだまだわからないことばかり。仕事にプレッシャーを強く感じてしまい、ストレスとなってしまうことも実は少なくないんです。なぜそれほどまでにプレッシャーを大きく感じてしまうのでしょうか?それは、患者さんからすれば新人看護師であってもベテラン看護師であっても同じ看護師、一年目であっても一人前の看護師として見られるため、迅速で丁寧な対応を求められるからです。また、まだ慣れていないこともありミスも多くなってしまい、その度に叱られて自己嫌悪になってしまうことも。

情報の多さ

看護師に限らず、どの仕事でも一年目というのはまだまだ知らないことばかり。そのため、はじめのうちは情報量の多さに圧倒されてしまうことも多いはずです。いくら勉強をして看護師の資格を取得したといっても、教科書に知識や実習レベルの経験では実際に現場で仕事をしていくためには量もスピードも全然足りません。さらに、仕事をはじめると見たことや聞いたことのすべてが大切な情報だと思えてしまい、その大量の情報を覚えてついていけるようにならないと!と余計なプレッシャーもかかってしまいます。

日々の勉強

専門職の看護師と知識を習得していく勉強はセットで考えなければいけません。情報がすぐに手に入る時代といっても、出勤をしてから調べ物をしている時間なんてありませんよね。ですが、日々進化している医療業界に対応していくにも勉強は欠かせません。そのため、勉強の時間を作らなければいけない!しっかりと勉強しなければいけない!と自分でプレッシャーをかけてしまうことも。
また、新人のうちは先輩から宿題を出されれば翌日にレポートを書いたり、患者さんの前に出てわからないことがあればすぐに対応できるように勉強したり、といったこともしなければなりません。ですが、これは「わからない」が多いからこそもっと勉強をしなければ!とプレッシャーにつなげてしまう可能性もあるので、必要以上にプレッシャーを感じないよう注意が必要ですよ。

アウトプット

インプットの勉強をしていてもアウトプットをしていかなければ身につきませんよね。では看護師のアウトプットの場といえばどこでしょうか?
それは仕事をしている、「職場」です。毎日勉強していることを職場で行う、いわば職場は暗記と実技のテストといえます。
しかし、病気が新人看護師が仕事ができるようになるまで待ってくれるわけはありませんよね。いつ何時、新規入院の患者さんが来たり容態が急変したりするかわかりません。そのため、勉強を重ねてもなかなか仕事に活きてこないと感じてしまったり、今度は何を勉強すればいいのかといったプレッシャーを感じてしまうこともあるかもしれません。このように、勉強したことを活かすことができないと感じてしまうとますますプレッシャーも大きくなってしまいます。

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